2025年、ついに開幕した大阪関西万博!「新しい体験には目がない!」「どうせ行くなら思いっきり楽しみたい!」そんなアクティブなあなたへ。万博を120%満喫するためには、賢いお金の使い方がカギになります。
この2か月で3回万博を訪れ、試行錯誤する中で「これはやってよかった!」と心から思える戦略について、コツ4選と、知っておくべき注意点を詳しく解説します。
「万博って高いんでしょ…?」「すごい混んでるって聞くけど?」「入場料のもとをとれるの?」「どうすれば効率よく楽しめるの?」そんな疑問をお持ちの方も、この記事を読めば大丈夫!賢くお金を使って、一生の思い出に残る万博体験を手に入れましょう!
やってよかった!万博でのおすすめ戦略4選
万博を最大限に楽しむためには、どこにお金と時間を使い、どこを節約するかのメリハリが重要です。ここでは、私が実際に体験して「これは正解だった!」と感じた4つの戦略をご紹介します。
1. チケットは賢く使い分け!「時間」と「体験」をリーズナブルに
万博のチケットにはいくつか種類があり、どれを選ぶかで楽しみ方やコストが大きく変わってきます。私は目的別にチケットを使い分け、時間と体験価値を最大化しました。
私の場合は幼い子連れということもあり入念に準備しました。まず夕方入場券で下見をしてルートやエレベーターの場所を確認しておき、平日2日に分けて見学するプランにしました。
- 平日券(6000円):スタンダードなチケット
通常の入場券(7500円)よりも割安で購入できるスタンダードなチケットです。私は開幕前に前期前売入場券(5000円)を2枚購入し、余裕を持ったスケジュールを組んで楽しむことができました。
活用ポイント: 平日に訪問することで、土日に比べ相対的に空いており体力的な負担も軽減できます。
- 夕方入場券:短時間で効率よく雰囲気を味わいたい派のあなたへ
メリット: こちらも通常より割安で、特に夕方以降の幻想的な万博会場の雰囲気を楽しみたい方や、仕事終わりなどにサクッと訪れたい方にぴったりです。私も一度、夕方入場券を利用し、ライトアップされた未来的な建築物や、昼間とは違った落ち着いた雰囲気の中でいくつかのパビリオンを巡りました。
注意点: 滞在時間が限られるため、見学できるパビリオンの数は少なくなりますが一度目の訪問で全体像を把握し、二度目以降で狙いを定めたパビリオンをじっくり見学する、といった計画も立てられます。人気パビリオンは事前予約がほぼ必須となるため、夕方からの短い時間で何を優先するか、あらかじめ計画を立てておくことが重要です。
- 年パス(30000円):近くに在住で何度も足を運べるあなたへ
メリット: 圧倒的に割安で、予約していれば毎日入場できるチケットです。私も近くに住んでいれば購入したかったです。このチケットがあれば夕方7時に入場して海外パビリオンで1杯飲んで帰るとかドローンパレードだけ見るとか気軽に楽しむことができますね。
注意点: 余裕があるとはいえ人気パビリオンは2か月前予約でないと予約できないので計画的に来場日を決めて抽選に応募する必要があります。
これらのチケットを戦略的に組み合わせることで、予算を抑えつつ、自分のスタイルに合った万博体験をデザインできます。時間も有効活用でき、まさに「時間と体験をお金で買う」賢い選択と言えるでしょう。
2. パビリオン予約は戦略的に!「確実に体験」するために
万博の目玉であるパビリオン。人気パビリオンは長時間待ちが予想されるため、予約システムの活用が不可欠です。この予約戦略こそ、お金(時間というコストも含む)を有効に使うポイントです。
- 2か月前抽選:本命パビリオンはこれで確実に押さえる!
メリット: 万博の目玉となる超人気パビリオンは、事前抽選で予約枠を確保するのが最も確実です。私も2か月前の抽選で「三菱未来館」の予約を見事ゲット!
活用ポイント: 2か月前抽選でも競争率が高いですが、諦めずに申し込みましょう。ただし、私は「7日前抽選は全はずれ」という経験もしており、あまりに人気パビリオンばかりを狙うと全滅する可能性もあります。一つは少しマイナーでも興味のあるパビリオンを混ぜるなど、当選確率を上げる工夫も必要かもしれません。
- 7日前抽選:人気パビリオンを狙うなら倍率の低い時間帯を
メリット: 万博の目玉となる超人気パビリオンは、2か月前抽選で予約枠を確保するのセオリーですが2回目のチャンスがあります。
活用ポイント: 7日前抽選は競争率が高いですが、諦めずに申し込みましょう。私は何も知らず人気パビリオンの人気の時間帯で固めてしまい「7日前抽選は全はずれ」×6チケットを経験しました。人気パビリオンを狙う場合は夕方など倍率の低そうな時間帯を狙うとよいでしょう。
- 当日予約:諦めずにチャンスを掴む!こまめなチェックが鍵
メリット: 「事前抽選に外れてしまった…」と落ち込む必要はありません!万博の公式アプリなどから、当日でもパビリオンの予約が可能です。私も「電力館」「シグニチャーパビリオン Better Co-being」「ブルーオーシャンドーム」「大阪ヘルスケアパビリオン」など、多くのパビリオンを当日予約で楽しむことができました。
活用ポイント: 当日予約は、キャンセルが出たり、時間帯によって空きが出たりと、意外なタイミングで取れることがあります。こまめに予約状況をチェックするのが鉄則です。特に、開場直後や、多くの人が食事に流れるお昼時、閉場間際などが狙い目かもしれません。根気強くチェックすることで、貴重な体験のチャンスが広がります。
パビリオン予約は無料ですが、予約のために情報を集めたり、こまめにアプリをチェックしたりする「時間」や「手間」は、ある意味コストです。しかし、そのコストをかけることで得られる「確実な体験」や「待ち時間の短縮」は、お金を払ってでも手に入れたい価値と言えるでしょう。
3. 食事問題は事前準備で解決!「快適さ」と「時間」を賢くゲット
万博会場内の飲食店は、魅力的なメニューが多い一方で、価格が高めであったり、長蛇の列ができていたりすることも。食事の時間を有効に使い、予算も抑えるためには、事前準備が重要です。
- 持ち込み推奨:賢く節約&時間短縮!
メリット: 会場内の食事は高価で、しかも非常に混雑します。お弁当や飲み物を持参することで、食費を大幅に節約できるだけでなく、レストランの長い列に並ぶ時間も削減できます。空いた時間でパビリオンを一つ多く見たり、お土産を選んだりする時間に充てられます。
活用ポイント: 会場内には、西側奥の広い人工芝スペースなど、ピクニック気分で食事ができる場所もあります。ただし、給水スポットは思ったより少なく、しかも並ぶことが多いので、飲み物は多めに持参することをおすすめします。
- レストラン事前予約:どうしても食べたいならチャレンジ!ただし覚悟も必要
メリット: 会場内でしか味わえない特別なメニューや、話題のレストラン(例えば「くら寿司」など)を楽しみたい場合は、事前予約にチャレンジする価値はあります。
注意点: 人気レストランの予約は熾烈な争奪戦になることを覚悟しておきましょう。私自身、事前予約開始の0時にスタンバイしたにも関わらず、「くら寿司」の予約は取れず、悔しい思いをしました。予約が取れなかった場合の代替案(持ち込みなど)も考えておくことが大切です。
食事にどの程度お金と時間をかけるかは人それぞれですが、持ち込みを基本としつつ、どうしても体験したいレストランがあれば予約に挑戦するというスタンスが、最も賢いお金の使い方かもしれません。浮いたお金や時間で、他の体験を充実させましょう。
4. 移動手段は快適さ重視!「スムーズなアクセス」にお金をかける価値あり
万博会場へのアクセスは、多くの来場者が利用するため、特に開場時間前後は非常に混雑します。移動のストレスを軽減し、体力を温存するためには、交通手段の選択も重要なお金の使い方のポイントです。
- シャトルバス検討:電車の激混みを避ける選択肢
メリット: 特に東ゲートへ向かう電車は9時も10時も大混雑が予想されます。「普通には乗れなさそうだった」という声もあるほどです。シャトルバスを予約できれば、座って快適に会場までアクセスできる可能性があります。
注意点: シャトルバスは予約が必要な場合が多く、また、電車よりも費用がかかる可能性があります。運行ルートや時間、予約方法などを事前にしっかり確認しましょう。
- 電車利用の場合の心構えとプチ情報
混雑は必至: ある程度の混雑は覚悟しておく必要があります。時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
子ども専用列車: 私が訪れた際には、奇跡的に「子ども専用列車」なるものがあり、それに乗車できたというラッキーな体験もしました。こういったイレギュラーな運行がある可能性も頭の片隅に置いておくと良いかもしれません(ただし、期待しすぎは禁物です)。
快適な移動にお金をかけることは、万博会場に着く前から疲弊してしまうのを防ぎ、到着後すぐにフルパワーで楽しむための投資と言えます。特に小さなお子様連れの方や、体力に自信のない方は、多少費用がかさんでも快適な移動手段を検討する価値は大いにあるでしょう。
要注意!万博を最大限楽しむための追加アドバイス
上記のおすすめのお金の使い方に加えて、万博をより快適に、そして効率的に楽しむための注意点やアドバイスをまとめました。
ベビーカーは必須級!優先入場もフル活用
- 小さなお子様連れの方へ: ベビーカーは絶対に持参しましょう。会場は広大で、想像以上に歩きます。現地でのレンタルもあるようですが(結構ちゃんとしたベビーカーだったとの情報あり)、予約はできないとのことなので、持参が確実です。
- 優先入場のメリット: ベビーカーを利用していると、優先的に入場できるパビリオンがあります。これは大きなメリットなので、該当するパビリオンは事前にチェックし、積極的に活用しましょう。待ち時間を大幅に短縮できます。
パビリオン情報は徹底リサーチ!自由入場時間なども把握しておく
- 情報収集の重要性: 各パビリオンの特性(予約の要不要、自由入場の時間制限など)は、事前に公式サイトなどで徹底的にリサーチしておくことが重要です。例えば、「オランダ館は予約なしだと9:00~11:00までしか入れない」といった時間制限がある場合もあります。
- エリアごとの特徴: 西側エリアは比較的空いている傾向があり、お土産屋さんや飲食店もそちらに集中していることが多いようです。また、朝早い時間帯は比較的空いているため、その時間帯にオランダ、クウェート、アメリカ、イタリアなどの人気パビリオンを攻めるのがおすすめです。
水分補給は計画的に!給水スポットは意外と少ない
混雑を避けるなら曜日を選ぼう!平日がおすすめ
- 曜日選択の重要性: 平日でも月曜日金曜日は特に混雑が激しいようです。可能であれば、平日の火曜日、水曜日、木曜日のいずれかに訪れるのがおすすめです。混雑度が全く違うとの情報もあります。
- 平日の注意点: ただし、平日は修学旅行生や遠足の児童が多いという情報もあります。子どもたちの賑やかさも万博の雰囲気の一つと捉えられると良いでしょう。
まとめ~賢いお金の使い方で、一生モノの万博体験を!~
大阪関西万博は、未来を感じさせる革新的な技術や、世界各国の文化に触れることができる、またとない機会です。特に大阪ヘルスケアパビリオンは数多くの企業が参画しており圧巻でした。(25年後の自分に会えるだけだと思ってなめてました)
しかし、その壮大さゆえに、計画なしに訪れると時間もお金も浪費してしまう可能性があります。
今回ご紹介した「やってよかったお金の使い方」は、チケット選びからパビリオン予約、食事、移動手段に至るまで、私が実際に体験し、効果を実感したものばかりです。
これらのお金の知恵を参考に、あなたらしい万博の楽しみ方を見つけてください。
賢くお金を使うことは、単に節約するだけでなく、限られた時間の中で体験価値を最大化し、より快適に、より深く万博を味わうための投資です。
自国での万博は人生に数回のチャンスです。しっかりと準備をして、大阪関西万博で一生心に残る素晴らしい体験をしましょう!